長い長い89分 -J1 第29節 vs大宮(駒場)-
私が観戦した場所からは電光掲示板が一切見えなかったので、時間の経過はこれまでの観戦暦から推測せざるを得なくなった。スローインなどでプレイが中断する時を見計らってポケットから携帯電話を取り出し、今どれくらい経ったのかを確認するわけだが、これが遅々として進まない。もう20分くらい経っただろうと思っていたら10分くらいしか進んでいないし、10分くらいかな?と思って確認したら5分くらいしか経っていない。ゴール裏での観戦は久々な上、前節の大逆転勝利のおかげで残留争いを「今そこにある危機」と捉えなくて済む状況になったとは言え、残留を確定させる為にこの1戦はとても重要だと思っていたので私の観戦モチベーションは高かった。そういった一種の興奮状態に陥ると時間の経過は早く感じるものだが、この試合は違った。前半だけでもこんな調子だったのだから、茂庭が負傷退場し虎の子の1点を守りきることでチームの意思統一がなされてから、ただでさえ遅く感じた時間がもっと遅く感じたのは言うまでもないだろう。勝てて良かった。セレッソと福岡の勝利を聞いた時、ますますその思いを強くした。
残り5節ということを考えれば、とりえあずは降格争いから抜け出したと判断しても差し支えないだろう。ただそれは、下位チームの足音が聞こえなくなったというだけで「ここまで来れば安全だ」というニュアンスではない。私自身は降格の可能性がゼロになるまで気を抜くことなく、クラブをサポートしていきたいと思う。
次戦は天皇杯4回戦。一体どんなメンバーで試合に臨むのだろうか。これまで出場機会に恵まれていない選手達の方がこの試合に臨むモチベーションは高いだろうから、思い切ってそういった選手達でメンバーを組むのも一興かもしれない。
